(7・4・1参照のこと。)
説明“インピーダンスについて”
はそれぞれ誘導リアクタンス、容量リアクタンスと称し、XL、XCの量記号で表し、その単位にはオーム(単位記号Ω)を用いることは前述のとおりである。これらを単にリアクタンスと称しXで表することもある。
ところでインピーダンスとは、これらに抵抗Rを加えた、一種の電流を妨げる抵抗であって、これにはベクトルインピーダンスとインピーダンスとがある。前者はZ、後者はZの量記号で表し、単位にはいずれもオーム(単位記号Ω)を用いる。
その一例として、RとXとが直列回路の場合のインピーダンスは次のように表す。
(6・3・1(2)参照のこと。)
なお、各種回路のインピーダンスは後述する(7・4・5を参照のこと。)
(3)RCの直列回路
図7・29
図7・29は、静電容量C〔F〕の回路に抵抗R〔Ω〕が僅かに入った回路とみればよい。瞬時値の計算は省略して、ベクトルで求める方法を述べよう。
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